サークル・教室・市民団体紹介

平間わんぱく少年団

平間わんぱく少年団

 結成40周年を迎えた「平間わんぱく少年団」。40周年記念「和太鼓コンサート 和太鼓と平和のねがい大宇宙(おおぞら)へ」が、8月4日(土曜)、エポック中原ホールで開催。約1000人の聴衆が、和太鼓の音色と日本の祭りを心ゆくまで楽しみました。第1部「はだしのゲンを旅する」と第2部「祭りだ太鼓だひびけ広がれ」の2部構成。「平間わんぱく少年団」の36人、少年団を卒業した人たちを中心とした「和太鼓祭音」39人、「少年団父母会」19人、市民参加・協力者8人を含め100人以上の人たちがコンサートに参加し、玄人はだしのバチさばきを披露しました。

 1974年、平間学童保育が始まり、「子どもたちが楽しく参加できる学童保育にしたい」とやぎなどの動物を飼い始めました。さらに子どもの親たちも参加し、子どもたちに伝えたいことを伝える場として学童保育終了後の子どもたちにより「平間わんぱく少年団」は生まれました。当初、親たちが得意とする様々な屋外パフォーマンスを子どもに伝えることを目的としたが、79年に和太鼓の練習と発表活動を柱に据えて、その上でいろいろな体験をする活動もする少年団へと変わりました。10周年の89年には、平間小学校体育館で初めてコンサートを開き、本格的な太鼓の少年団と成長し、演奏の場も広がっていきます。94年には、少年団のOBや太鼓教室の卒業生らで「和太鼓祭音」を結成。また2000年から、ドイツ・デュッセルドルフでのコンサートを皮切りにトルコ、キルギス、ウズベキスタン、中国、韓国、ロシア、台湾などで日本の伝統文化を演じ、来年5月にはスペイン公演が待っています。

平間わんぱく少年団

 「平間わんぱく少年団」の旗揚げから創り上げてきたのが、代表の山本忠利さん。働きながら演劇活動を続けていた山本さんは、日本で初めて「はだしのゲン」(中沢啓治作)や「鉄道員(ぽっぽや)」(浅田次郎著)を脚色し、神奈川県内で上演してきました。山本さんは、和太鼓奏者として子どもたちを指導、毎年開催しているコンサートや海外公演を構成演出してきました。

 「保育園で和太鼓を教えて来たところです」と帰宅した山本さんに、少年団の特徴と歴史をお聞きしました。

 「電力会社で働きながら、幸区の京浜協同劇団に所属し、脚本・制作・役者として活動していました。その中で、誰でも叩くことができて、達成感も味わえる和太鼓に出合い習得。わんぱく少年団を始めたときは37歳、以来、子どもたちと共に和太鼓の練習に励み、コンサートを続けてきました。子どもたちが輝くためには努力が必要であり、それを集団で、お互いに切磋琢磨しながら体得していく過程が大事なのです。祭りの一部を担ってきた和太鼓の歴史を考えますと、太鼓だけではなく祭りそのものを舞台にのせられないかと考えました。そこで活きたのが、芝居の経験。観客にいいお祭りだったねと言っていただけるような舞台を創りたいのです。和太鼓の団体はたくさんありますが、少年団と祭音は日本の祭り、伝統芸能を受け継ぐことを課題にして活動しています」

平間わんぱく少年団

 山本さんの思いを伺って、コンサートが現地の雰囲気を醸し出す祭りに染まっていたのに得心がいきました。また伝統芸能の伝承ということでは、コンサートで披露された三浦市三崎に生まれた「ぶち合わせ太鼓」は、現地では残っておらず、少年団が伝承して演奏を続けているのはとても貴重なことです。

 山本さんの言は、子どもたちへの惜しみない愛と、和太鼓で創り上げる輝き・感動の喜びを語って余りあります。これからも「平間わんぱく少年団」が輝き続けるための課題をこう話します。

 「毎年新しい子どもたちが入会してくれないと少年団は続いていきません。いまの子どもたちの生活は忙しいですが、和太鼓や踊りという日本の伝統文化を伝承し、仲間づくり、居場所としての役割を果たしながら、子どもたちと共に輝きたいです」

 40年の歴史の中で、5歳で入会した子どもが大人になり、いまは我が子と共に和太鼓を打っている人も少なくありません。親子で和太鼓の魅力に触れてみませんか。

 

<基本情報>

平間わんぱく少年団

(1979年4月設立 代表:山本忠利)

◆設立目的/学童保育を終わった子どもたちの放課後をどうするか心配した親たちによって設立。和太鼓・民舞・わらべうた・手影絵などの日本の伝統的な文化、芸能にふれ伝承しながら、その発表を通して輝く瞬間を体験する

◆活動内容/和太鼓の練習:八丈島太鼓・うすずみ太鼓・ぶち合わせ太鼓など 踊りの練習:跳ね娘踊り(茨城県)・荒馬踊り(青森県)・エイサー(沖縄県)など

◆練習日・練習会場/毎週金曜日午後5時〜7時・平間子ども文化センター 毎週土曜日午後5時〜7時・平間小学校体育館

◆参加資格/みんなと一緒にやっていく意思があればとくに条件なし。5歳児から、現在川崎市内15ほどの小学校から参加、横浜の小学生も参加

◆参加費/1ヵ月:700円(年間8400円)+保険・年800円

◆会員数/約80人(平間わんぱく少年団・和太鼓祭音)

◆事務局/山本忠利=211-0013 川崎市中原区上平間346-3

TEL・FAX:044-533-7470

メール(info@matsurine.com

URL(http://www.hirama-wanpaku.com/


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