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暮らしの保健室(一般社団法人プラスケア)

暮らしの保健室

 学校に保健室があるように、会社に医務室があるように、町なかに病や暮らしの困りごとを相談できる場所があると安心です。

 そんな「学校の保健室のような役割をもつ場所」を目指して、「暮らしの保健室」は、2017年3月から、中原区内の元住吉・武蔵新城・新丸子などで活動しています。川崎市立井田病院の医師西智弘さんが設立した一般社団法人プラスケアが運営しています。

 昨年12月下旬、毎週水曜10時〜16時に井田小学校正門前のイダカフェで開かれています「暮らしの保健室 元住吉」をお訪ねしました。この日のプログラムは、通常の相談活動(無料)のほかに鍼灸師の指導による「お灸セルフケア教室」と、スモールラボ(勉強会)の「生活と病気とお金」も開かれました。勉強会では、病気になった時に必要な費用はどのくらいだろうかなどの疑問解決のお手伝いをします。

暮らしの保健室

 以前、在宅医療の現場で働いていた石井麗子さんは、川崎市在住となったのを機に、プラスケアの常任スタッフとなりました。「暮らしの保健室」に来られた人たちの健康・生活相談にのっています。「暮らしの保健室」発足から9ヶ月、これまでの活動をお聞きしました。

 「一昨年までは、NPO法人小杉駅周辺エリアマネジメントのプロジェクトのひとつとして、一日保健室やイベントを開いてきました。そこでは、病院に行くまででもないけれど気になる症状がある、近くに相談できる人がいないなど様々な声が多く寄せられました。それでもっと町に出て行って、地域と繋がれる場所があるといいねということになって、緩和ケア専門の西医師を中心に一般社団法人プラスケアの設立に至りました。始めてみて思うことは、誰にも言えなかったことをここに来て初めて話すことができたと言う人が多いことです。<あるべき>論や周囲の価値観との違いなどで身動きがとれなくなってしまうと、自分の望む方向がわからなくなってしまいます。客観的に、でもその方自身の声を聞こうとする姿勢でその軌道修正をする活動が必要とされていることを実感しました。相談に来た方の固い表情がふわっと変わる時があるのですが、それは気持ちがフラットに戻った瞬間なのではないかなと思います。困ったときにウェブサイトを見た人や、働き世代で医療機関で治療を受けている人の相談も多いです。スモールラボ(勉強会)も地域で活動している方に講師をお願いして、毎回数名の人が受講しています」

暮らしの保健室

 石井看護師は、今後の取り組みについてこう話します。

 「私も住民のひとりなので、住民の目線で活動していきたいです。『暮らしの保健室』を地元の方にもっと知って頂きたいので、商店街のイベントなどのお手伝いをしながら顔が見える関係を地域の方と創っていきたいと思っています。『暮らしの保健室』が町の方のプラスになればいいなと思います。困ったときは行こうかな、ちょっと寄ってみようかなと思って頂けると嬉しいです。ここでは医療的判断や処置はしませんが、一緒に考えていきましょう」

 「暮らしの保健室」は、住民の、あなたのための保健室です。一度、立ち寄ってみませんか。医師や看護師があなたをお待ちしています。

 

<基本情報>

暮らしの保健室

(一般社団法人プラスケア 発足:2017年3月)

◆コンセプト/つながり〜枠を超えてゆるくつながる

◆ミッション/「暮らしの保健室」の運営を中心として、「医療者と住民が気軽につながることができる」チャネルを地域内に散りばめる

◆ビジョン/10年後の川崎市中原区を中心とした地域が「病気になっても安心して暮らせるまち」になることを目指す

◆会場・時間/元住吉イダカフェ(川崎市中原区井田中ノ町33-9 井田小学校正門前) 毎週水曜日10:00〜16:00/武蔵新城NAYA(上新城2-6-20) 1・4・7・10月の第4土曜日1:00〜14:00/新丸子丸子テラス(丸子通1-640-5大山ビル7階) 不定期

◆イベント/元住吉=化粧外来(お肌の乾燥対策からキズなど肌のトラブル相談)、Small Labo(健康や病気、暮らしに近いことをテーマとした暮らしの保健室の勉強会)、Grand Labo(命や生きることなど抽象的なテーマも含む企画や勉強会) *相談は無料、イベントは一部有料300円〜

◆問い合わせ先/一般社団法人プラスケア(中原区木月1-32-3内田マンション2階) 電話(044-863-8444) 

メール/info@kosugipluscare.com

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