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講演会「共に進めていく地域の絆とこれからのまちづくり」開催

講演会の様子

 2月23日(木曜)、川崎市総合自治会館で講演会「共に進めていく地域の絆とこれからのまちづくり〜町内会活動事例発表〜」(主催・公益財団法人川崎市市民自治財団)が開かれました。人口が著しく増加している中原区において、快適なまちづくりを目指して奮闘している各町内会の取り組みや今後の課題を紹介するもの。会場の約150席は満席で、地域の方々のまちづくりへの関心の高さが伺えました。

 最初は丸子地区の新丸子東2・3丁目親和会会長の尾木孫三郎さんによる講演「地元の伝統文化を活用して地域の絆をつなぐ」。丸子地区は中原区の中でもとりわけ変化が激しく、世帯数はこの10年間で3倍以上に増加し、大型商業施設も開業。同町内会では「伝統文化や歴史的資源などが多いという特色を活用して新旧住民の融合を図ろう」と決意し、平安時代から続く日枝神社のお祭りや多摩川水神祭、丸子地区連合町会運動会などが行われ、比較的新しい伝統としては新丸子阿波踊りなどがあげられます。

 尾木会長は「住人に、ただ住んでいるだけではなく伝統文化を踏まえた愛着をもってほしい。これからここで生まれ育つ子たちにとって、良きふるさととして機能したい」と熱い想いを語りました。

講演会の様子2

 つづいての講演は、中原区井田協友会会長の松本登さんの「マンションと戸建て、共に進めるまちづくり」。かつて、井田近辺は田んぼに囲まれ、住宅に関しても企業の社宅ばかりでした。しかし企業が社宅を手放し、1995年頃からマンション建設が盛んになりました。そこで改めてまちの将来像について住民たちで協議をし、2005年には「井田みすぎ地区まちづくり将来構想」を策定。“みすぎ”とは、井田杉山町と井田三舞町を併せた呼び名で、井田地区の協友会広報紙の名前にもなっています。まちの目標は、「いつまでも住み続けられるまち」で、緑豊かな戸建てを中心とした低層の住宅市街を維持し、お互いの顔が見える快適な暮らしを目指しています。大規模なマンションの建設が計画された際には、事業者と話し合いを重ね、井田地区の将来像に沿う形での開発を主張しました。

 松本会長は「歴代の町内会会長も皆、生まれも育ちも県外ですので、昔からこの地域に住んでいない人でも遠慮せずに役員に立候補してほしいです」と新しい人材を求めていました。

 「理想のまちとはどのようなものか、それを実現するための手段はどうするか」という問いに対する答えは、ひとりひとり異なりますが、「他人事ではなく自分事として自分の住んでいるまちのことを考えること」が大切な心構えのようです。

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