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「あなたの知識や経験を地域の子どもたちの学習支援に」 ―「 『寺子屋先生』養成講座」開催

長嶺祐介さん(川崎市教育委員会生涯学習推進課指導主事)

 川崎市教育委員会主催による「『寺子屋先生』養成講座」が、計4回、開かれました。4月19日(木曜)、川崎市生涯学習プラザで開かれた第1回を取材。

 中原区では、中原・宮内・上丸子・住吉・今井・大戸・井田の各小学校で寺子屋が開講されています。寺子屋先生は、平日の放課後に1〜3時間、小学生の学習を支援します。

 寺子屋事業では地域ぐるみで子どもの学習や教育をサポートしますが、講師の川崎市教育委員会生涯学習推進課指導主事の長嶺祐介さん(元教師)は、その目標として次の3点をあげました。

 @子どもたちに、さまざまな学習機会を提供することにより、学ぶ意欲の向上や豊かな人間性の形成を図る。 A地域ぐるみで子どもの教育、学習をサポートする仕組みづくりにより、地域の教育力向上を図る。 Bシニア世代をはじめとする地域人材の知識と経験を活かして、多世代で学ぶ生涯学習の拠点をつくる。

 では、寺子屋先生は、具体的にどのようなことをするのでしょうか。

 ・学習支援(平日週1回放課後)=元教員、地域住民、学生、保護者などが寺子屋先生として、子どもたちの宿題や寺子屋で用意したプリント学習などをサポート。寺子屋が開講されている学校の子どもが対象。

 ・体験学習、世代間交流(土曜日等月1回)=地域人材や、企業、大学などの人材を寺子屋先生として、さまざまな体験活動や世代間交流のプログラムの実施。プログラムによっては、寺子屋が開講されている学校の子どもだけでなく、広く近隣の児童を募集。

 講話後の寺子屋先生体験では、「答えを教えるのではなく、なるべく子どもに考えさせるようにすることが大切」という意見が多く出ました。

 川崎市の世帯数は、691236世帯(2015年10月1日現在)。そのうち核家族世帯(51・7%)と単独世帯(42・5%)で9割以上になっています。参加者の70代の女性は、「この数字を見ると、寺子屋でのおじいちゃんおばあちゃんの出番は意味ありますね」と話していました。

 講座の修了生は、寺子屋先生として一歩を踏み出します。寺子屋を通した世代間交流は、子どもの心に栄養を与えてくれることでしょう。

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