タウンニュース

キルト教室「キルトスタジオオマタ」

キルトスタジオオマタ

 「個人のお教室は、楽しいのが一番」

 そう話すのは、木月祇園町で20年以上、キルトを教えていらっしゃる、小俣祐喜恵先生。先生は、昭和28年から60年続く手芸店を幸区で営まれる傍ら、平成5年、木月祇園町に「キルトスタジオオマタ」をお開きになられました。「お客様の為に作るのも大好きだったんですが、自分のものをじっくり作る場所も欲しかったんです」と振り返ります。

 その手芸店も昨年閉じ、ご一緒に教室を立ち上げられた橋本美智子先生と、13名の生徒さんに囲まれ、今は充実した毎日を送られています。教室は、毎週木曜日の午前10時から午後3時半頃まで。つるし雛、りぼん刺繍、パッチワークキルトなど、生徒さんがやりたいものを自由に作るスタイル。大きいものだと半年がかりで作品を仕上げていきます。しかし意外にも、キルトは、忙しい人のほうが向いているのだそう。

 「座っての作業を4、5時間続けるためには、他の時間をきちっとやりくりしなければならないから、キルトをやって時間の使い方がうまくなった方も多いんですよ。キルトは、ちくちく時間がかかって大変だけど、できあがった時の達成感がたまらないんです」

 キルトだけでなく、お料理やお花も大好きだという小俣先生。教室の日は、毎回趣向を凝らした具だくさんスープを作り、生徒さんたちと一緒に食べるのがお決まりだそうです。

 「生徒さんたちが喜んでくださることが何より嬉しいんです。おいしいね。楽しいねって口に出すって大切ですよね。みんなでたくさん笑って、時には人生相談に乗ったりもします。例えば子育ての悩みだったり。子どもの心を育てるには、色ってとっても大事なんです。きれいって口に出さなくても、心が少し何かを感じるだけで、ちゃんと豊かになっていく。キルトじゃなくても、お花でも絵でも何でもいいからきれいなものを飾りなさいって生徒さんにもよくお話しするんですよ」

先生のそのあたたかいお人柄に惹かれて、生徒の皆さんは毎週楽しみに教室に通っていらっしゃるのです。

 「同じキルトでもそれぞれの生徒さんの作品一つ一つに個性があって、必ず自分のカラーがある。それを見つけるのも楽しみの一つです。私ね、あの生徒さんにはこの色が合うんじゃないかしら。って、寝てても考えちゃってるのよ」と笑顔で語る先生の夢は、仲間と和気あいあいで、教室を続けていくこと。小俣先生のキルト教室は、これからもずっと笑顔あふれる憩いの場であるに違いありません。


TOP タウンニュース お店紹介 サークル紹介 イベント情報 読者の声 古紙回収 お問い合わせ