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第9回川崎市聴覚障害者情報文化センターまつり開催

講演の様子

 5月22日(日)、川崎市聴覚障害者情報文化センターにて「第9回川崎市聴覚障害者情報文化センターまつり」が開催されました。川崎市聴覚障害者情報文化センターとは、平成12年1月にオープンした聴覚障害者情報提供施設。市内で唯一の聴覚障害者専門施設、唯一の手話通訳者・要約筆記者を派遣している施設です。

 センター祭りでは、模擬店やろう者向けの相談コーナーのほか、手話ダンスの発表会などが行われ、デフ・パペットシアター・ひとみ(世界で唯一の、ろう者と聴者が共につくる人形劇団)の方々のパフォーマンスも披露。音声によるセリフがほとんど無い代わりに、表現力豊かな演者の表情や人形の動きに魅せられました。

 午後からは、神奈川県聴覚障害者連盟理事長の河原雅浩氏と、ろうの弁護士の田門浩氏によるミニ講演「地域の中での聴覚障害者との関わりについて」が行われました。

 神奈川県では平成27年4月1日に神奈川県手話言語条例が施行され、それに伴って手話推進計画が進められています。講演では、その内容を定める話し合いは県の議員を中心に行われており、ろう者たちが必要としている内容が見過ごされてしまう恐れがあるといった問題点などが話され、また障害者差別解消法に関連して、実際にろう者が差別的な扱いを受けた例をいくつか挙げ、合理的配慮の必要性を唱えました。障がいを抱える人たちが不利益を被ることがないように、何か困っている方を見かけたら、一緒に改善策を考えてあげることが何よりも大事だそうです。

 今回のイベントに参加してみて、耳が聞こえない方々もそうでない方々も、共に気持ちよく生活できる社会が実現できるように努めたいと強く思いました。

*神奈川県手話言語条例の詳しい内容は、神奈川県ホームページ参照。


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