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〜中原区の木「モモ」制定1周年記念〜 創作和菓子「桃の彩」の競演

 毎春、二ヶ領用水沿には花桃が咲き誇り、「二ヶ領用水 中原桃まつり」が開催されます。中原区役所は、2015年3月、川崎市制90周年を記念し、区の魅力発信の新たなシンボルとして区の木に「モモ」を制定しました。

 その1周年を記念して、区役所と神奈川県菓子工業組合中原支部が協力し「モモ」をイメージした創作和菓子「桃の彩(いろどり)」を作りました。区内の7店の和菓子職人が様々な創意工夫を凝らした自信作が店頭に並んでいます。今回は、地元武蔵小杉駅近くの「おかふじ」と「泉心庵」をお訪ねしました。

桃の彩

 サライ通りにある「おかふじ」は、中原区の土産になるような、焼き菓子「桃の彩」(160円)を創作。2代目の内藤雅一さんはその思いをこう話します。

 「中原区からの要望で桃にちなんだ和菓子を作ることになりました。区からの条件は、桃の材料を使うか、桃の形にするかのどちらかを満たすこと。ウチは、地元のお菓子として持参できる 中原土産 になるような、日持ちがし桃を感じられる焼き菓子がふさわしいのではないかと考えました。焼き菓子にすれば、常温で15日間保存できます。蜜漬けした桃の果肉を刻み桃餡に入れ、バター風味の皮でしっとり焼き上げた少し洋風な創作和菓子です。中原区のアピールになるのではないでしょうか」

はなもも

 法政通りにある「泉心庵」の「はなもも」(180円)は、桃の形をした愛らしい生菓子。2代目の土井貫一郎さんは次のように話します。

 「桃は女性的なイメージ、柔らかい感じを出したかったので、見た目に可愛いらしく、さわやかな和菓子が思い浮かびました。早積みした青桃の実をメインに使うことにし、実をどうやって活かそうかと苦心を重ねました。ほのかな香りと酸味を併せ持つ桃の実を桃の餡で包み、さらに柔らかな餅皮で包みあげた桃づくしの生菓子です。表面にヘラで一筋入れ桃らしく仕上げました。夏の時期は、冷やして食べたほうが美味しいです。お客様には桃の実が珍しいようで、新食感を楽しめる和菓子です」

 「おかふじ」、「泉心庵」ともに、半世紀を越える歴史を刻む和菓子の老舗。中原区を代表する地元銘菓が、また、誕生しました。


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