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「地震に備える『防災講習会』」開催

「地震に備える『防災講習会』」開催

 9月22日(木・祝)、防災・危機管理アドバイザーの山村武彦さんによる「地震に備える『防災講習会』」が、中原区役所会議室で行われました(主催・中原区町内会連絡協議会)。

 まず講演の冒頭で「地震は近いうちにくると思う方はどのくらいいますか?」と問いかけ、次に「今夜くると思う方はどのくらいいますか?」と続けました。前者に対しては多数の人が手を挙げたのに対して、後者はゼロに等しい結果となりました。そこで山村さんは「今日や明日はまだ来ないだろう。これの繰り返しこそが防災の行動を遅らせているのです」と改めて警鐘を鳴らしました。

 防災訓練に関しては、消火器の使い方など、災害後の対処訓練が主流でしたが、今後は家具の固定やガラス飛散防止フィルムの設置など、災害前の予防も加えるべきだと訴えました。

 また、在宅避難生活訓練の大切さを説きました。災害後は電気やガス、水道が止まってしまい、多くの人は混乱に陥ります。しかし事前に意図的に経験しておけば、何を備蓄すべきか、どう過ごすべきかを対策することができるのです。

 次に熊本地震を踏まえた教訓を次のように指摘しました。

@地震発生確率が低い地域であっても、地震大国日本には安全といえる場所は存在しないこと。

A地盤のゆがみや土砂災害も十分に警戒すること。

B新築の耐震建物であっても、連続の大地震には耐えられないこと。

C女性視点での避難所運営が必要なこと。

D真っ暗闇の中の避難訓練もするべきであること。

 一方で避難所運営に関しては「笑いの絶えない避難所」が存在し、見習うべき点がみつかりました。

@大人も子供も、避難している人みんなで役割分担して協力すること。

A隣人の安否を互いに確認しあうこと。

 ここで山村さんは、近くの住人同士で助け合う 近助 の精神の大切さを、「挨拶など日ごろの努力が必要です。顔の見える 互近助 を目指しましょう」と説きました。

 被害を最小限に抑えるためにも、今日から防災に取り組んでみませんか。まずは家の中に物が落ちてこないような安全な場所を確保すること、初期の小さな揺れでもなるべく外へ避難する癖をつけることなどがおすすめです。


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