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川崎奈都実・ボブスレー選手の「世界と闘うポジティブ人生」

ボブスレー

 最高時速が130キロ以上にも達するボブスレーは、「氷上のF1レース」と呼ばれています。この競技に果敢に挑戦する女性がいます。川崎奈都実選手(女子ボブスレーオリンピック強化指定選手)がその人。

 5月27日(金)、川崎選手を講師に迎え「世界と闘うポジティブ人生〜ボブスレー競技にみる 川崎 の実現力〜」が、エポックなかはら会議室で開催されました(主催=公益社団法人川崎北法人会中原支部青年部会女性部会)。

 川崎選手は、生まれも育ちも川崎市(高津区)の28歳。ハードル選手として活躍していた彼女は、東海大学2年生の時にボブスレーと出合い、魅了され競技の虜になりました。これまで全日本選手権2位、チャレンジカップなどで優勝し、2018年の韓国平昌(ピョンチャン)オリンピックへの出場を目指して練習に励んでいます。

 ボブスレーは、前方にハンドル、後方にブレーキがある鋼鉄のソリのこと。女子のそれは2人乗りで約1500メートルのコースを滑走します。

 川崎選手が大切にしているのはポジティブ精神、そうなるための3つのポイントをこう話しました。

 「大学を卒業しボブスレーの練習ができる北海道の会社に就職したときに、練習に身が入らず自分が大嫌いになる3年を過ごしました。その後、素晴らしいトレーナーさんと出会い環境を変え、長野県に移り住みました。その時から、〈自分の直感・思いを受け入れて信じる〉〈ありのままの自分を好きでいられる場所を探し続ける〉〈叶わないかもしれない夢を持つ〉のポジティブ精神を大切にして練習しています。現在の夢は、オリンピックの表彰台に立ち、やりきったと思うことです。夢を持つことを忘れないでいたいです」

 会場には、川崎選手の家族の姿もありました。「遠征から帰国すると、美味しい和食を作って待っていてくれる家族。18年のオリンピックまで頑張らせて下さい」と、涙ながらに感謝の気持ちを伝える彼女に、そっとハンカチを手渡すお母様。川崎選手の信条「夢を持つこと」は、私達自身の心にフタをしないことから始まるのかもしれません。約100名の参加者からは応援の大きな拍手が湧き起こりました。


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