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夏休み子どもマンスリー「新聞のうつりかわり」

夏休み子どもマンスリー「新聞のうつりかわり」

 7月30日から8月26日まで、川崎市市民ミュージアムで開催されたマンスリー展示「夏休み子どもマンスリー新聞のうつりかわり」は、江戸時代から現代までの実際の新聞を解説とともに紹介した展示。マンスリー展示とは、同施設博物館展示室の一角に設けられたスペースで、様々な展示を月替わりで行う特別展で2003年から行われています。

 今回は夏休みの時期ということで、子どもマンスリーと題し、新聞が初めて登場した時期とその前後に焦点を当てた新聞の歴史が展示されました。

 日本で新聞が登場したのは、江戸時代末期の1861年ですが、それ以前にも「瓦版」という、天変地異や大火などの事件、噂話や怖い話などが書かれた印刷物が作られていました。瓦版は、町中で読みながら売り歩かれていたため「読売」とも呼ばれていたそうです。

 日本初の新聞は、イギリス人ジャーナリストが作った英字新聞「ナガサキ・シッピング・リスト・アンド・アドバタイザー」。その後日本語の新聞が発行され、明治時代に入り最初の日刊新聞「横浜毎日新聞」が創刊。しかし、それらは商売人向けのもので内容も難しかったため一部の人にしか読まれませんでした。そこで登場したのが、絵入りの新聞「錦絵新聞」や大衆向けに簡単な文章で書かれた「小新聞(読売新聞)」です。そこから、一般の人には馴染みのなかった新聞という媒体が、多くの人に受け入れられるようになりました。

 同展示の担当学芸員、佐藤友理さんは「今回のマンスリー展示は8月ということもあり、子どもたちにも親しみやすく、現在のものと比較しながら見ることのできる新聞をテーマに選びました。普段は古文書など少し難しい内容のものが多いので、まずはお子様に楽しんでいただけたら嬉しいですね。マンスリー展示は、新しい資料や情報、施設に所蔵するたくさんの資料をどんどん紹介していける唯一の場なので、ぜひ多くの方に見ていただきたいです。施設全体でも、いつ来ても新しいものが見られることを心がけて展示を行っていますので、どうぞいつでも遊びにいらしてください。心よりお待ちしております」とお話しくださいました。

 皆さんも身近な歴史にふれてみてはいかがでしょうか。


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