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「インフルエンザ対策〜お子様を守るために」

インフルエンザなどの感染症から自身の健康を守るためには「うつさない・もらわない・もらってもすぐ治る」ことが大切です。そのために私たちが取り組んでいくべきこととは?

インフルエンザ対策

 市民講座「インフルエンザ〜お子様を守るために知っておくこと〜」が、11月11日(土曜)、日本医科大学武蔵小杉病院南館の講堂で開かれました(主催=日本医科大学武蔵小杉病院)。講師は望月徹・日本医科大学武蔵小杉病院感染制御部部長。25年にわたって救急・集中治療専属医として従事し、地元中原区民のために尽力されています。

 講座は、まずインフルエンザの基礎知識から。症状は普通の風邪とは異なり、急な38度以上の発熱や全身の倦怠感・痛みが大きな特徴です。ウイルス自体は非常に小さく、その一つ一つはウニのようなとげとげしい形をしており、喉の細胞の表面の凹凸に刺さりながら体内の奥へと侵入してきます。

インフルエンザの流行は、年末頃から始まるイメージですが、昨年は11月下旬からはやり始めており、今年もすでに油断ができない状況です。

 次に、インフルエンザ蔓延防止について。感染症全般に言えることですが、感染した人がうつさない努力をすることが最重要です。望月先生は、@正しいマスクの着用A咳エチケットB正しい手指衛生の3点を指摘し次のように述べました。

 「@は図のように、鼻やあごの隙間がないように装着することがポイントです。また、外すときはマスクの表面を持たないようにして、耳にかけるゴム部分だけを持ちながらごみ箱へ捨てて下さい。表面を持ってしまうと、ウイルスが手に付着してしまいます。Aは、マスクをしていないときに咳やくしゃみがでそうになった際にタオルやティッシュを口に当て、まわりに飛沫が飛び散らないようにするということです。タオルが間に合わない場合は腕を口に当てても良いです」。

 どれも基本的なことですが、たしかに案外できてない人が多いようです。また、望月先生は「活発に動きまわるお子様たちにとっては@は難しくても、AとBは最低限実行してもらいたいです」と強調しました。

 最後はワクチンについて。インフルエンザワクチンの有効率は50%前後。「思ったよりも有効率が低い」と感じる方もいるかもしれませんが、「ワクチンの目的はインフルエンザを発症させないことよりも、感染後に重症化を防ぎ、通常よりも早く治すことにあるのです」と望月先生は主張します。また、「マスクも手洗いもワクチンも、単独では万全な対策にはなりえません。良い習慣を少しずつ積み重ねていくことが大切です」と締めくくりました。

 講座に参加していた女性(50代)に感想を伺ったところ、「マスクや咳エチケットなど基本的なことの大切さを改めて痛感しました。マスクはつけ方だけでなく外し方にも注意が必要なことは新たな気づきでした」と話してくださいました。

 インフルエンザが猛威をふるうと予想されるこれからの季節、万全な対策で乗り切りましょう。

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